小売業の事例

小売業の物流は多くの課題を抱えており、業態や取扱商品によって解決方法もさまざまです。このページでは小売業が抱えている課題や解決方法について紹介します。

小売業における物流の課題

高齢化や利便性の重視からCVS・EC業態が増加しているほか、都心部では小規模小商圏業態の増加によって小口配送の頻度が増えています。また地方部では人口減少によって配送する荷物が減っているため、複数メーカーの荷物を併せて運ぶなど効率化を進める必要性があると考えられています。

パレット・荷姿の多様化による無駄なスペース・手間の増加

荷積みの際、商品によってサイズ・重量が異なるので最適なパレット・荷姿は異なります。メーカーは独自に物流用のパレットを作成していることが多く、そのためさまざまな荷姿で届くことがあります。均一な荷姿の荷物に比べてスペースを圧迫することになり、加えて各商品の管理手順が違うため、余計な手間が生まれてしまうことにもなります。

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店舗の多様化によるに店舗ごとの対応の煩雑化

店舗は年々業態が多様化しており、ネットスーパーや配送などで対応が煩雑化しているという課題もあります。送る荷物の荷積みなどを小売側で行わなければいけないため、人員が必要になります。

また、配送業務の手間が余計にかかり、効率の低下を招きやすくなります。

荷主間の相互要請の不一致

メーカー・卸などの発荷主側と着荷主側の小売側で問題意識が異なり、対応方針に違いが生じているケースも少なくありません。

発荷主側は物流コストの抑制やトラック輸送の環境負荷を軽減するためにトラック自体の台数を削減しようと考えています。一方、着荷主側は配送頻度の抑制や荷姿の自社仕様での標準化交渉を行いたいなどと考えているようです。

こういったすれ違いが長引くと配送を担当するドライバーに負担がかかりやすく、最悪の場合メーカー・卸と小売の関係が悪化しかねません。

人員不足による効率の低下、契約外の付帯業務による生産性の低下

一般的にドライバーの業務範囲は、積み込みから荷下ろしまでです。しかし店舗によっては対応する人員がおらず、ドライバー がバックヤードへの搬送業務、陳列業務など契約以外の付帯業務を強いられているケースも少なくありません。

原因のひとつに、ドライバーと店舗の契約内容の把握の不確かさが挙げられます。契約業務が曖昧なことから、ドライバーの過重労働、生産性の低下が生まれてしまいます。

パレタイザーの導入で課題の解決が可能

小売業における荷積み関連の問題は、パレタイザーなどの物流機器を導入することで解決ができます。オンラインショップやスーパーなどでの大口配送なども人員を増やさずに積み込みまで完了できます。ほかにも積み下ろし機器の導入によって荷姿が統一されていないバラ積みなどの改善、搬入がしやすくなるなどのメリットがあります。

ドライバーにとっては契約外の付帯業務をなくすことができ、他の配送先へも回りやすくなるでしょう。もし荷積み関連で課題に感じていることがあるなら、解決するためにパレタイザーの導入を検討するのも一つの手です。

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小売業におけるパレタイザー導入事例

スーパーマーケット・ドラッグストア向け「Mujin Robotパレタイザー」の事例

従業員の高齢化が進み、若年層の採用が難しくなってきたため、十数kgもある食品や飲料ケースの荷下ろしの人手不足を解消するために「Mujin Robotパレタイザー」を導入した首都圏スーパーマーケットチェーンの事例です。

Mujin Robotパレタイザーは混載ケースに対応しており、登録作業が必要ありません。パレットを荷台に置くだけで荷下ろしがスタートします。バーコード探索機能付きで搬送するケース品のバーコード位置を特定して向きを揃えることも可能です。また、ケースのダメージも最小限に抑えられることができます。

導入後は重量物(飲料・油・調味料等)をロボットに任せることで従業員の負担が軽くなり作業効率もアップしました。

Mujinのデパレタイズロボットは短期間で導入可能です。

※参照元:MUJIN公式HP/首都圏スーパーマーケットチェーン
https://www.mujin.co.jp/example/

日本生協連、鳥栖冷凍流通センターでの事例

日本生協連、鳥栖冷凍流通センターでは冷凍商品の入荷から、保管・搬送・出荷までを行っています。導入目的は取引先からお客様までの経路短縮とセンター一体運営による効率化、配送一元管理による効率化です。

システムを導入した結果、品温管理強化によって質の高い商品が確保でき、集品ミス率を1/100,000以下に削減することができました。オーダマチックとオーダマージソータの運営能力は31,500トレー/H、入出庫能力は2,400ケース/Hです。

導入した製品はラックライナー、シャトル&サーバー、コンベアです。 ラックライナーには二重三重の安全装置が付いており、保管物のサイズや数量、さまざまな形状や保管方法にも対応可能です。

※参照元:IHI物流産業システム株式会社公式HP/日本生協連、鳥栖冷凍流通センター様
https://ihi-logistics.com/cases/detail/4

飲料ケースの荷下ろし作業を自動化した事例

飲料ケースの荷下ろし作業は重労働です。労働環境や人手不足により自動化が検討されていました。ロボット化できなかった理由は多品種ケースへの対応が必要である、通常の上面吸着ハンドはケースが破れてしまうなどです。

そこで、多品種対応のマスタレスデパレタイズロボットと特殊ハンドを導入したところ、マスタレス機能で品質登録が不要になりロボットが荷下ろし作業を担当することによって人の手を必要としない荷下ろしができるようになりました。また、可動式の特殊ハンドがケースのダメージを最小限に抑えています。

パレットマガジンによる空パレットのストックやコンベアでゆとりを持たせることにより、フォークリフトの作業員の負担を軽減することができます。

※参照元:Kyoto Robotics株式会社公式HP/イオン株式会社様
https://www.hitachi-automation.co.jp/kyotorobotics/jp/case/case02/

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