ファインテック
この記事はメーカー(ベンダー)公式サイト・製品カタログの情報をもとにまとめています。
ファインテックが扱っているパレタイザー
機械式パレッタイザ
強みや特徴
省エネ・低騒音を実現
機械式パレッタイザは、製粉、製糖、肥料、飼料、倍土、石油化学業界飲料などで広く活躍しており、袋物では高い評価を得ています。固形状でないため積み付けに高い技術とノウハウが要求されますが、ベルト式により多品種の扱物の積み付けに対応。高速処理能力を持ち、1時間当たり2000袋をさばくことができます。また、油圧方式を全面廃止して、インバーターやサーボモーターを採用。省エネ・低騒音を実現し、環境にやさしい設備となっています。夏場には、製品の比重で厚みが変化する製品の荷姿(高さ)を一定の高さに押え、自動倉庫内のラックに収める事ができる構造にもなっています。
箱物用パレタイザーも活躍
機械式パレッタイザは、箱物用の仕様もあり、飲料、薬品業界等を中心に幅広い分野で導入されています。1時間当たりの箱物の処理は4500箱と高速です。
ワンタッチで品種を切り替え
この他に5面規制によりタイトな積荷姿を実現するほか、ワンタッチ式で品種を切り替えることが可能で、多品種に対応できます。また、自己診断機能も備えています。
基本スペック
タイプ | 機械装置型 |
---|---|
対象物 | 袋物、箱物 |
可搬重量 | 公式サイトに記載がありませんでした |
必要最小スペース | 公式サイトに記載がありませんでした |
処理能力 | 袋物:2000袋/h、箱物:4500箱/h |
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フジエース
強みや特徴
多種多様な業界へ省力・省人化を実現する多関節ロボット
軽量化と高出力モ-タを採用し、独自の制御方法で従来型の約60%の消費電力量を実現(同社比)。標準装備のティ-チングレスシステムで積付データを短時間で自動作成します。機能面も充実して使いやすく・環境にやさしい省エネロボットです。
基本スペック
タイプ | 多関節ロボット型 |
---|---|
対象物 | 袋物、箱物、プラスチックケースなど |
可搬重量 | 100kg~320kg |
必要最小スペース | 公式サイトに記載がありませんでした |
処理能力 | 500回/h~1800回/h |
ファインテックのパレタイザー導入事例
食塩業界のパレタイザー導入事例
食塩の製造・保管・出荷を行う企業でパレタイザーを導入した事例です。この企業では製品を出荷する前に、保管中に固まってしまった食塩をほぐし機にかけて軟らかくする、という作業を行っていました。ほぐし機までの搬送はすでに自動化できていましたが、パレットから製品を取り出す作業と、ほぐし機にかけたあとで再度パレットに積み付ける作業は人の手で行っていたそうです。
そこで、出荷作業を効率化するためにデパレタイザーとパレタイザーを導入。デパレイズとパレタイズを自動化し、省人化を実現しました。
※参照元:ファインテック公式サイト 手作業課題を解決したデパレタイザ・パレッタイザ‐食塩業界(https://www.finetech-ltd.co.jp/casestudy/)
ファインテックのサポートやサービス
不二輸送機工業、不二技研工業のメーカー2社とともに不二グループを構成。ファインテックはグループの中でアフターサービスを一手に担っています。「動き続ける」という使命の下、「確実」かつ「誠実」をモットーに現場で全力を尽くしています。
ファインテック株式会社とは
マテハン全般に業容を拡大
1975年(昭和50年)に「不二保守工事株式会社」として設立。その前身は、物流搬送機械業界においてパレタイジングロボットの大きな国内シェアを誇る「不二輸送機工業」の工事課で、同社製品の据付工事、メンテナンスなどを手がけていました。1993年(平成5年)に現社名に変更。不二輸送機工業製品の据付工事・メンテナンス主体の業務に留まらず、周辺機器、物流機器のエンジニアリング、省力化設備の販売などマテハン全般に業容を拡大しています。
基本情報
メーカー/ベンダー名 | ファインテック株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都千代田区神田佐久間町4-22-1 |
拠点・営業所 | 東京、大阪、名古屋、福岡、仙台、山口、岡山、広島 |
事業内容 | ロボットエンジニアリング、物流、マテハンなどの業務全般 |
創業/設立 | 1975年(昭和50年)3月19日設立 |
問い合わせ電話番号 | 03東京本社(03-3863-7822)、産業用ロボット/コンベヤに関する問い合わせ先(03-3863-7823) |
公式サイトURL | https://www.finetech-ltd.co.jp/ |
荷積みしたい物品から選ぶ!
パレタイザー3選
生産現場や物流センターにおける自動化が進む中、ロボットパレタイザーの導入は効率化の鍵となります。しかし、パレタイザーの導入で気を付けたいのが、扱っている物品の種類や特性に大きく依存すること。
そこで、荷積みしたい物品ごとにおすすめのロボットパレタイザーを3つご紹介します。重い袋詰め製品から繊細な電子部品まで、業務を革新するソリューションを見つけるヒントにしてください。
飲料・食品・日用品など
箱詰め製品を扱う企業向け
パレタイジングロボット
PA-20/PA-40/PA-50
(メーカー:ユーシン精機)
特徴
- 製造ライン上で箱詰めされた製品をロボットハンドが追従し、パレットへ積み上げ。
- 最大1時間500個の運搬力。今ある製造ラインへの設置が可能で、パレットの運搬経路も複数確保できる。
食品原料・化学製品・建材製品など
袋詰め製品を扱う企業向け
フジエース
袋用
(メーカー:不二技研工業)
特徴
- 米国ベーカリー規格に準じ、大手製粉メーカーの基準を満たす袋用の機械式パレタイザー。
- 国内外で1600台の納入実績があり、400台が稼働中。(2021年9月公式HP確認時点)
半導体や医薬品など
塵や埃を考慮する企業向け
MOTOMAN-HC30PL
6軸垂直多関節
(メーカー:安川電機)
特徴
- 防じん・防滴仕様で、塵や埃、液体への対環境性を考慮した半導体や医薬品の製造現場におすすめ。
- 6軸垂直多関節ロボットで作業範囲が広いため、どんな高さのパレットにも対応できるのが特徴。