京都製作所
この記事はメーカー(ベンダー)公式サイト・製品カタログの情報をもとに紹介しています。
京都製作所が扱っているパレタイザー
KPT-S
強みや特徴
コンピュータ制御で積み付けパターンを設定
京都製作所が取り扱っているパレタイザー「KPT-S」は、段ボールケースをパレットに積み付けるとき、様々なパターンに対応できるよう使用者によって設定が可能です。コンピュータ制御による積み付けパターンの設定は簡単で、作業性にも優れています。また、多様なニーズに応えるためにヘッドバリエーションも豊富です。
箱型形状でコンパクトに設置
機械を選ぶときは、その性能も大切ですが、設置や収納しやすさも考慮することが必要です。KPT-Sは、箱型の形状でコンパクトに設置可能。性能が良くても現場に合わないといったデメリットが起こりにくいのが強みといえるでしょう。
安全性を第一に考えた対応
パレタイザー「KPT-S」自体の安全性も十分に考慮し設計されていますが、作業者が誤った使い方をしていたりメンテナンスを怠ったりしていては事故を防ぐことはできません。京都製作所では公式サイト上に作業中やメンテナンスにおける注意事項を掲載。機械の選択は、性能や設置しやすさのほか、安全性を考えることを重視し、機械の安全性に十分考慮した注意事項を公表しています。
基本スペック
タイプ | 機械装置型 |
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対象物 | 段ボールケース、プラスチッククレートなど |
可搬重量 | 公式サイトに記載はありませんでした |
最大リーチ | パレット=1,100~1,300mm |
処理能力 | 公式サイトに記載はありませんでした |
KPT-S4
強みや特徴
省スペース設計
KPT-S4は、約2,000㎜×2,000㎜のコンパクトなフレームに囲われており、安全対策用の柵が不要です。そのため、これまでパレットへ手積み付けされていたスペースにも設置が可能で、設置スペースを大幅に節約できます。
故障リスクの分散
本体が小型で、ライン毎に設置が可能です。ロボットパレタイザーとは異なり、故障が発生しても複数ラインを人手で対応するリスクを分散することができ、安定した運用をサポートします。
オペレーターの教育が不要
ロボットを使用していないため、専門的なオペレーター教育が不要です。これにより、導入や運用コストを削減できるというメリットがあります。
独自の自己診断機能で保全管理
独自に開発された「自己診断システム」を標準搭載しており、シリンダーの動作速度やバッテリーの使用時間、サーボモーターのトルク値を常時監視することで、故障リスクに備える「保全管理」を実現しています。
基本スペック
形式 | KPT-S4 |
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搬送物重量 | 最大20kg |
能力 | MAX8.5サイクル |
製品 | 段ボールケース 他 |
KPT-I
強みや特徴
省スペース設計
当社のケーシングパレタイザー「KPT-I」は、ケーサーとパレタイザーを一体化することで、ラインの総長短縮を実現。スペースの問題でパレタイザーを単独で設置できないような場合にも対応できます。
安定稼働
一体化により工程間のコンベア搬送を省略し、安定稼働を実現。シンプルなライン構成により、工程間のトラブルリスクを最小限に抑えます。専用ユニットが不要で、様々なケースのハンドリングが可能です。
優れた兼用性
ダンボールケースの製函及び封緘工程を含む自動兼用機能を搭載。高い再現性と短時間の切り替えを実現しており、操作パネルで簡単に品種の切り替えが可能です。
独自の自己診断機能による保全管理
「自己診断システム」を標準搭載し、シリンダーやサーボモーターの動作状態を常時監視することで、故障リスクに備える保全管理を実現しています。
基本スペック
形式 | KPT-I |
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ケース寸法 | L=200~600mm, W=150~400mm, H=100~350mm |
能力 | 3ケース/分 |
製品 | 段ボールケース 他 |
京都製作所のサポートやサービス
京都製作所では、購入後のサポートとして製品を安全に使うための情報を公開しています。主な内容としては設備運転・メンテナンスに関する注意事項と運転時の注意事項です。機械をいくら安全に製造しても、その作業中の事故の可能性をゼロにすることはできません。顧客や第三者への危害や損害を未然に防ぐことを意図し、事故が起こらないように対応を進めています。
京都製作所とは
顧客ニーズに応えるノウハウと技術力を併せ持つ
京都製作所では、生産機械をつくるメーカーに求められるのは培ってきた現場のノウハウとプロの技術力を併せ持つことだと考え、機械の製作や調整を実施しています。包装機械事業、ラインエンジニアリング事業、IT関連機器を柱に、生産現場により適した機械や設備の導入を目標にしています。
基本情報
メーカー/ベンダー名 | 株式会社京都製作所 |
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本社所在地 | 京都市伏見区淀美豆町377-1 |
拠点・営業所 | 京都・東京・富山 |
事業内容 | 包装機械事業、ラインエンジニアリング事業、IT関連機器 |
創業/設立 | 昭和23年3月 |
問い合わせ電話番号 | 075-631-3151 |
公式サイトURL | https://www.kyotoss.co.jp/ |
荷積みしたい物品から選ぶ!
パレタイザー3選
生産現場や物流センターにおける自動化が進む中、ロボットパレタイザーの導入は効率化の鍵となります。しかし、パレタイザーの導入で気を付けたいのが、扱っている物品の種類や特性に大きく依存すること。
そこで、荷積みしたい物品ごとにおすすめのロボットパレタイザーを3つご紹介します。重い袋詰め製品から繊細な電子部品まで、業務を革新するソリューションを見つけるヒントにしてください。
飲料・食品・日用品など
箱詰め製品を扱う企業向け
パレタイジングロボット
PA-20/PA-40/PA-50
(メーカー:ユーシン精機)
特徴
- 製造ライン上で箱詰めされた製品をロボットハンドが追従し、パレットへ積み上げ。
- 最大1時間500個の運搬力。今ある製造ラインへの設置が可能で、パレットの運搬経路も複数確保できる。
食品原料・化学製品・建材製品など
袋詰め製品を扱う企業向け
フジエース
袋用
(メーカー:不二技研工業)
特徴
- 米国ベーカリー規格に準じ、大手製粉メーカーの基準を満たす袋用の機械式パレタイザー。
- 国内外で1600台の納入実績があり、400台が稼働中。(2021年9月公式HP確認時点)
半導体や医薬品など
塵や埃を考慮する企業向け
MOTOMAN-HC30PL
6軸垂直多関節
(メーカー:安川電機)
特徴
- 防じん・防滴仕様で、塵や埃、液体への対環境性を考慮した半導体や医薬品の製造現場におすすめ。
- 6軸垂直多関節ロボットで作業範囲が広いため、どんな高さのパレットにも対応できるのが特徴。